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再検証・菅首相の原発事故対応-「国家を管理できなかった菅首相」森本敏・拓殖大大学院教授 [菅内閣震災対応]

再検証・菅首相の原発事故対応-「国家を管理できなかった菅首相」森本敏・拓殖大大学院教授

菅政権には、震災が国家の重大な緊急事態だという意識が欠けていた。安全保障会議を開き、災害対策基本法による緊急事態布告をすべきだった。平時法で対応した結果、各省が縦割りで権限を振り回し、被災地対応に遅れをもたらした。

首相には危機管理のセンスもなかった。危機管理は最悪の事態を想定して未然に手を打つことだが、原発事故では避難地域を3キロ、10キロと順に広げていく泥縄式だった。

自民党政権なら別な展開があった。政府に強力な対策本部を作り、指揮系統を1本に絞り、全てを統括しただろう。阪神大震災の小里貞利氏のように、震災担当相に全権を委任する組織管理ができたはずだ。

民主党は国家組織を管理することができない。責任を分散させ、権限関係を不明確にして事態を混乱させるのは、首相が市民運動出身だからだ。菅政権はNGO(非政府組織)のような動きをした。誰がどこでどんな活動をしているか分からない政権だった。(談)


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